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エリア特集2013-03-22

今年の六本木アートナイトはこう回れ!24時間アートにどっぷり浸かるルート紹介

今年もやって参りました「六本木アートナイト」。一夜限りのアートのお祭り。4回目となる今年はアーティスティック・ディレクターに日比野克彦さんが就任し、これまで南條史生実行委員長を中心に行なってきたアーティストの選定も日比野さんが中心になって行われました。

開催に先立つ21日、日比野さんと日比野さんが選んだ2人のキュレーター小川希さん、清宮陵一さんによる「キュレータートーク」が行われました。そこでの話を参考にしながら、今年のアートナイトを24時間で目一杯楽しむルートを私が独断で考えましたので、それをここで紹介します。

六本木経済新聞では今年は、Facebookページを使い、公認レポーターによるレポートとみなさんからの書き込みで、六本木アートナイトをライブで伝える試みをしてみたいと思っています。私が考えたルートを参考にしてもしなくても是非アートナイトを歩いて、そこで見つけたもの、感動したもの、思わず笑ってしまったものなどなど目撃したモノ/コトをどんどんFacebookページに書き込んでください。

というわけで、早速ルートをご紹介します。24時間かけてまわるので、前の日の睡眠はたっぷりとってくださいね。出発は23日昼ごろ、まずは国立新美術館に行きます。国立新美術館はこの日なんと入場無料!現在「アーティスト・ファイル2013 ─ 現代の作家たち」「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 ─ モダン・リヴィングの起源─」という2つの企画展をやっていますが、どちらも無料で入れます。そして「アーティスト・ファイル」の参加アーティストである國安孝昌のワークショップが13時から16時半までなどイベントもいくつかおこなわれます。ワークショップへの参加は締め切られてしまいましたが、庭で行われているワークショップを見学することはできます。

新美術館の展覧会を見たら、21_21 DESIGN SIGHTの「デザインあ展」へ。こちらの展覧会は大人も子どもの気持ちになって楽しめるオススメの展覧会です。こちらは入館料がかかりますが、14時~16時まで子どもたちによる「PechaKucha × デザインあ展」を開催。子どもたちが六本木の街を歩いて見つけた「あっ」を発表しますので、ぜひこの時間に21_21へどうぞ。

今回のアートナイトのメインオブジェは六本木ヒルズアリーナにある日比野克彦さんの「灯台」ですが、その周りを回遊する「舟」のイメージで10個の「アートブネ」が展開されています。そのうちの3つがこの国立新美術館とミッドタウンのエリアにあります。淺井裕介さんの「混生系譜丸」、遠藤一郎さんの「未来へ丸」、Daisy Balloonの「Apple Bear丸」です。これもぜひ一緒に見てください。 「Apple Bear丸」は着ぐるみのクマが黙々とバルーンでクマを作っているそうなので、なんとも面白そうです。

夕方5時少し前になったら国立新美術館に戻ります。この日の18時30分からと20時10分からの2回、若手アニメーション作家の近作・新作を一挙上映する「TOKYO ANIMA! 2013春」が同所で行われるのですが、その整理券が午後5時から研修室Cで配布されるので、それをもらいます。ここでは20時10分の回の整理券をもらっておくことをおすすめします。

整理券をもらったら急いで六本木ヒルズアリーナへ。17時30分からコアタイムキックオフセレモニーがあり、その後アートブネのひとつで実際に六本木の街を回遊する「船頭丸」の出港式があります。この出港式にはOpen Reel Ensembleとoff-Nibrolというアーティストが参加、オープンリールデッキを使った演奏とダンスの競演は必見です。

出港式を見終わったらまたミッドタウンに移動します。19時からアトリウムで「ブランシュ・ネージュ ~「Le Banquet」(ル・バンケ/饗宴)~」が開催されます。こちらは白雪姫たちがパフォーマンスを繰り広げるというもので、2010年にパリのポンピドゥーセンターで公演されました。そのパフォーマンスがアジア初上陸するということなので、これを見逃す手はありません。

これを見終わったら、先ほど整理券をもらった「TOKYO ANIMA!」へ。21時半までゆっくりとアニメを楽しみましょう。

このあとは、ミッドタウンで開催中の「アートウォールオーケストラ」by 大宮エリー(20時~2時)、「Mid-Space ~THE TRIPPING ARROW~」(21時半~5時半)、武蔵野美術大学企画「環境も、自分も、アートになる」(21時半~2時)をはしごして、さまざまなアートを体感しましょう。

ここまででかなり疲れてきていると思いますが、まだまだ夜はこれから、このあとは22時30分からサンランドリー(六本木7-6-20)で開催される「クリーニング・ディスコ」に行くか23時から港区立三河台公園(六本木4-2-27)で開催される「公園で公演」に行くか悩みどころです。「クリーニング・ディスコ」は老舗クリーニング店で職人さんが仕事をする横でボディコンのおねえちゃんが踊るというかなり気になるパフォーマンス、「公園で公演」はその名の通りですが、住宅地の中の公園なので「音を立ててはいけない」らしく、演者はもちろん観客も拍手や歓声はあげないように鑑賞するといういったいどうなるのか気になる演劇なのです。

どちらを観に行ったとしても、終わった頃にはそろそろ終電です。しかし、このあと六本木ヒルズアリーナで、キュレーターの清宮さんも「終電を諦めた人だけがみられる」とコメントする「『シンクロ丸』パフォーマンス Rhizomatiks × 山川冬樹」が行われます。山川冬樹さんは自分の心音をコントロールするというパフォーマー、その山川さんの心音にアリーナ全体が連動するパフォーマンスを行うそうです。Rhizomatiksはメディア芸術祭でエンターテインメント部門対象を受賞した「Perfume "Global Site Project"」にも参加しているアーティスト集団です。ここからがオールナイトイベントの本当の盛り上がり。ぜひ終電を逃してしまってください。

このあとは六本木ヒルズに点在する展示などを鑑賞しましょう。大変な人混みになるアートナイトの会場で、たった一人とだけすれ違う空間を作るという村上慧さんの「他人のトンネル」などここにも気になる展示がいろいろあります。そして、2時になったらアリーナの「六本木演舞場」へ。「午前2時に突如現れる踊り舞台」ということなので、眠気覚ましにみんなで踊りましょう!

ここから朝まではかなり眠い時間です。そこでおすすめしたいのが「0円宿泊ホテル」を用意するという小鷹拓郎さんの「無料複合施設ハジサラシと長編映画こたか商店物語完成記念試写会」と、太陽光エネルギーだけですべてのエネルギーを賄うという北澤潤さんの「サンセルフホテル 六本木ショールーム」です。「無料複合施設ハジサラシ」のほうはかなりカオスな空間が予想されます。いったいどんなことが起こっているのかぜひ目撃してください。「サンセルフホテル」の方は実際に昼間に蓄電したエネルギーだけで賄うホテルとして茨城県取手市井野団地にオープンを控える「サンセルフホテル」の一夜限りのショールーム、果たして夜中も電気は付いているのか?気になります。

この時間のもう一つのオススメは六本木ヒルズ東京シティービューと森美術館です。終夜営業の上、24時~6時まではアートナイト割引で入館料が1,000円に。話題の展覧会「会田誠展:天才でごめんなさい」と東京の深夜の景色が1,000円で両方楽しめます。東京シティービューから眺める日の出というのもいいのではないでしょうか。

夜明けとともにコアタイムは終了、始発とともに家に帰ってもいいのですが、祭りの後の雰囲気を楽しみながら9時半まで時間を潰して、ミッドタウンに向かいましょう。10時からは「六本木をきれいにする会×六本木クリーンアップ アートナイトスペシャル2013」が行われます。アートナイト開催時に毎年開催されているこの活動、昨年は200人もの参加者があったそうです。楽しませてもらった六本木の街への感謝の気持ちを込めてゴミ拾いをし、スッキリした気分で家に帰りましょうね。

いかがだったでしょうか?私もこんなに盛りだくさんのコースを回りきれる気はしませんが、これだけ回れば「本当にアートナイトを目一杯楽しんだ!」と言えるようなコースを考えてみました。このコースで上げたものでもあげてないものでも、どんどん参加して、どんどん写真を撮って、Facebookページの方に上げてくださいね!

更に詳しい情報は公式サイトをご覧ください。場所ごと、時間ごとのプログラムが紹介されています。飲食店、ギャラリーなどの情報も載っているので、休憩したいときにもどうぞ。

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