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六本木 蔦屋書店内に「シェアラウンジ」 ワーク用1人席も

店内の様子

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 「六本木 蔦屋書店」(港区六本木6)2階に9月9日、「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」(TEL 03-5775-1515)がオープンした。

磯部誠館長

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 「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」として、2003(平成15)年に開業した同店。コンシェルジュを置いて高額な書籍の販売をするなどさまざまな試みを行った。2020年には「六本木 蔦屋書店」としてリニューアルした。

 今回は、働き方が多様化する世の中の風潮に合わせ、より新しいワークスタイルを提案する目的でオープンした。施設面積は170坪。ワーク用の1人席や、商談などに利用できる会議室などを用意し、188席を設けた。店内には「アイデアを生み出す刺激に満ちた書籍」をテーマにした約3000冊の本を並べ、アート作品も展示する。フリードリンク・フリースナックコーナーや家電販売コーナーのほか、最大で50人が参加できるイベントスペースも設けた。

 空間デザインは、「六本木 蔦屋書店」オープン時にも設計を手がけたクライン・ダイサム・アーキテクツさんが担い、BGMはサウンドデザイナーの黒瀧節也さんが「ワークに集中できる」をテーマにしたオリジナルの音楽を制作した。

 今月8日には記者向け発表会を行い、館長の磯部誠さんが登壇した。「コロナ禍で思うような営業ができなかった中で、リモート化が進むなど働き方が変わり、お客さまに提供できる価値を考えた末、コミュニケーションの場によりなってほしいと願いオープンさせた」と話す。「自立した人が、自由な自分らしい働き方が実現できるような店を目指したい。新しいビジネスが生まれる拠点となるため、さまざまなインスピレーションの源を提供していきたい」とも。

 営業時間は8時~23時。料金は、60分=1,650円(ソフトドリンク付き、キッズプラン=550円、アルコールプラン=2,200円、個室=8,800円)、1日=4,950円(同、キッズプラン=1,650円、個室=6万6,000円)。専用アプリなどで予約を受け付ける。

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