六本木に「原子力の図書館」-原子力発電所資料など公開

「原子力関係資料閲覧室」の入るビル

「原子力関係資料閲覧室」の入るビル

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 原子力規制委員会(本部=港区六本木1)は5月13日、六本木一丁目駅近くの原子力規制庁内に原子力関連の資料を公開する「原子力関係資料閲覧室」を開設した。

 原子力規制庁がある民間のビルの13階に開設された同施設は旧原子力安全委員会の原子力公開資料センターが保有し、昨年9月まで公開していた旧原子力安全委員会の過去資料など約1万8000点を公開するもので、資料は室内の閲覧スペースで自由に閲覧できる。席数は14席。パソコン利用可。資料のコピーは受付前のセルフコピー機で可能(有料)。

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 原子力公開資料センターは原発の安全審査書や会議資料を公開する施設として霞ヶ関の民間のビルに設置され、「原子力の図書館」と呼ばれていたが、昨年9月原子力安全員会が改組されたのを受けて閉鎖、資料は原子力規制庁が受け継いでいた。規制庁では閲覧希望者には情報公開法の手続きを適用し有料での公開を行ってきたが、この対応を改め、引き継いだ資料の中から公開に適したものを一般公開することにした。

 閲覧できる資料は福島第一原子力発電所の設置許可申請など原子力発電所や民間の研究所の設置や変更に関する申請書類、原子炉安全専門委員会や核燃老安全専門委員会、原子力安全員会の会議資料、原子力発電所の評価報告書など。

 開室時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日閉室。利用者はビル1階で「面会票」への記入が必要。