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増上寺で国際フォトフェア「TOKYO PHOTO」-テートモダン企画展なども併設

Mike Brodie, From the series “A Period of Juvenile Prosperity”, 2006-2009 Courtesy of M+B Gallery ©Mike Brodie

Mike Brodie, From the series “A Period of Juvenile Prosperity”, 2006-2009 Courtesy of M+B Gallery ©Mike Brodie

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 増上寺で9月27日~30日の4日間、「TOKYO PHOTO 2013」が開催される。

Ed Ruscha “On the Road”展 ガゴシアン・ギャラリーにおける展示風景。今回増上寺で再現する。Courtesy of Gagosian Gallery © Ed Ruscha

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 2009年に始まり、節目となる5回目の今回は、開催地を東京ミッドタウンから増上寺へ移した。東京をはじめ、ニューヨーク、パリ、ベルリン、アムステルダム、マドリッドなど、世界の主要10都市よりトップギャラリーが来日する。

 記念企画として、現代アートミュージアム世界最多の来場者数(2012年度世界美術館来場者数調べ)を誇る英国立美術館「テートモダン」のフォト・キュレーター、サイモン・ベーカーさんによる企画展や、東松照明追悼展、ウィリアム・クライン「東京」展、「日中未来の子ども100人の写真展」を同時に併設する。

 会期中は、笹川直子さんと竹岡眞美さんによる「アートフォトを買おう!超初心者のためのコレクション入門」、東京フォト設立者の原田智大さんと共同設立者の武・アーサー・ソーントンさんによる「2020年に向けて」のセミナーをはじめ、サイモン・ベーカーさんや、マーク・ピアソンさん&クリス・ショウさんによるトークショーも予定する。タイムスケジュールなどの詳細は公式ホームページで確認できる。

 会場となる増上寺には会期中、境内の中にカフェラウンジやバー、ショップなどを展開。くつろぎながら写真を楽しめるスペースとなる。28日の夜には「薪能」の開催も予定する。

 今回併設されるベイカーさんの特別企画「Pictures from Moving Cars」展について、東京フォト代表の原田さんは、「実はプランを建てる際に、『作品全体を見渡せるようにしてほしい』とサイモン・ベイカーから注文がありました。展示風景を目の前にしたオーディエンスが、どのような反応をするか楽しみ。きっと不思議な感覚が呼び起こされるでしょう。視覚的なトリックを含め、大変興味深い展覧会」とコメントする。

 開催時間は12時~19時。入場料は、一般=1,300円、学生=1,000円(27日のみ500円)。

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