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六本木ヒルズで「クリスマスマーケット」-売り上げの一部チャリティーに

会場の様子

会場の様子

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 六本木ヒルズ大屋根プラザ(港区六本木6)で11月30日から、クリスマスオーナメントやグリューワインを販売する「クリスマスマーケット2013」が始まった。売り上げの一部は「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」(大阪市)に寄付される。

オープニングで挨拶するロバート・ルートン社長

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 同イベントは世界最大ともいわれるドイツ・シュツットガルトのクリスマスマーケットを模してクリスマスオーナメントなどのクリスマス用品を販売。クリスマスマーケットの風物詩ともいえるグリューワインやドイツ名産のビールやソーセージ、シュツットガルト名物のフッツェルブロート(ドライフルーツ入りのパン)などを楽しめるもので、今回が7回目。

 2010年からはマスターカード(米国)が協賛企業として参加、会場内や同施設内の対象店舗でマスターカードで支払いをすると売り上げの1%がチャリティーとして寄付される活動を行っている。同社はカードで支払いを行うだけで寄付行為ができる「Purchase with Purpose(目的を持った購買)」活動をアジアで推進しており、その一環として同イベントに協賛している。2011年からは東日本大震災の遺児をサポートする桃・柿育英会を寄付先に選定、過去2年間で200万円ずつの寄付を行った。今年はさらにフェイスブックページでもキャンペーンを展開。同社のファンページに投稿された同イベント関連の投稿に「いいね!」をすると1回100円を寄付する仕組み。

 同社日本地区のロバート・ルートン社長は「東日本大震災から3年がたつが、今年もこのクリスマスマーケットで東北の子どもたちを支援し、東京や世界の人々は東北を忘れていないというメッセージを今年も六本木から発信したい」と話す。

 マーケットに出店しているのは、オーナメントなどクリスマス用品を扱う「ケーテ・ウォルファルト」、スノードーム専門店の「オリジナル・スノーグローブ」、伝統的なドイツパンを手作りする「ヴァイナハツタンネ」、ドイツのビール「ホフブロイ」などを販売する「カイザーグリル」、ホットドッグ、グリューワインなどを販売する「ジャーマンホットスタンド」など。

 開催時間は11時~21時。12月25日まで。

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