六本木一丁目駅直結のアークヒルズサウスタワー(港区六本木1)に1月14日、飲食店などが集まる「アークキッチン」などの商業ゾーンがオープンした。
アークヒルズサウスタワーの入り口となる「サンクンガーデン」の人工滝
昨年9月に完成した同ビルは地上20階、地下3階の複合オフィスビルで、地下1階~地上2階を商業ゾーンとして利用する。14日にオープンしたのは、地下1階と地上1階部分の一部で、地下1階はスーパーマーケットや飲食店が入る商店街「アークキッチン」となる。
同エリアの中核となるのは羽村市内に本店を置くスーパーマーケット「福島屋」で、生鮮品や惣菜、日用品などに加え、店舗内店舗としてワイン専門店「THE CELLER Roppongi」、コーヒー専門店「BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK」も入る。
飲食店は、お好み焼き「戸田亘のお好み焼 さんて寛」、魚料理「笑壺」、ワインバル「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」、すし「すし 京辰」、チャーハン専門店「炒飯専門市場 童童」、牛肉専門店「肉屋 格之進F」、イタリア料理店「Brianza 6・1」、ハンバーガー「the 3rd burger」。
1階にオープンしたのはお茶専門カフェの「春水堂」とスペイン・バルの「FERMiNTXO BOCA」で、2月上旬にはミシュランで3つ星を獲得している「鮨 さいとう」(赤坂1)の移転も予定する。
同ビルを運営する森ビルの担当者は「ライフスタイルやコミュニケーションの中心ともなる『食』にこだわり、内食、昼食、外食など多様な食のニーズに対応する店舗で構成した。再開発が進む同エリアにおいて、豊かな働き方や住まい方を実現するための『まちのキッチン』として重要な役割を果たしていきたい」とコメントする。
あわせて1階の「サンクンガーデン」の一般開放も開始、六本木一丁目駅からアークヒルズへの通り抜けが可能になった。サンクンガーデンには「人工滝としては最大規模」という落差12メートルの滝も。