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サントリー美術館で「ボヘミアン・グラス」展-子ども無料開放日も

コロウラット家紋章文蓋付ゴブレット、1720年頃、ボヘミア

コロウラット家紋章文蓋付ゴブレット、1720年頃、ボヘミア

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 東京ミッドタウンのサントリー美術館(港区赤坂9)で8月2日から、中世から現代に至るボヘミアン・グラスの名品を展示する展覧会「プラハ国立美術工芸博物館所蔵 耀(かがや)きの静と動 ボヘミアン・グラス」が始まる。

レスラーをかたどったユニークな作品も

 現在のチェコのボヘミア地方では13世紀ごろからガラスの製造が始まり、17世紀後半に透明度が高いなどの特徴を持つ「カリ・クリスタル」を開発。これが評価され、18世紀にはヨーロッパの広い地域で珍重されるようになった。現在でもボヘミア地方はクリスタルガラスの一大産地で、「ボヘミアン・グラス」と呼ばれ、世界的に評価が高い。同展では、このボヘミアン・グラスを多数所蔵するプラハ国立美術工芸博物館の収蔵品から約170点を紹介する。

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 展示は時代順に7章で構成。15世紀までを扱った第1章では、素朴な日用品として作られた「フルート形ビーカー」などを紹介。カリ・クリスタルが開発された17世紀後半から1790年ごろまでを扱った第3章では、ガラスを彫刻のように削り出す「エングレービング装飾」を施したゴブレットなど「絶頂期」の作品を紹介。1890年ごろ~第2次世界大戦までの時期を扱った第6章では、アール・ヌーヴォーやアール・デコのデザインを取り入れたものや、ガラス工芸学校から生まれたユニークな作品を紹介。第2時世界大戦後から現在までを扱った第7章では、ガラスを使ったアート作品「アートグラス」を紹介する。

 8月12日には、夏休み企画として「まるごといちにちこどもびじゅつかん!」を開催。小中学生とその保護者の入館料が無料になるほか、作品について話しながら展示を鑑賞する「おしゃべり鑑賞ツアー」(開催時間=11時、13時、15時、17時)やガラスにデコレーションを施すワークショップ「ガラスにデザインしよう!」(開催時間=11時~17時、参加費=500円)も開催する。

 開館時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。火曜休館。入館料は一般=1,300円など。9月28日まで。