六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で12月14日から、600台のスマートフォンを飾ったクリスマスツリーを展示するイルミネーション企画「trees for everyone by Android」が開催される。主催はグーグルジャパン(同)。
12本の木に色や形、サイズが異なるAndroid搭載のスマートフォン計600台を飾り付ける同企画。スマートフォンには人の写真を雪の結晶の形に加工した写真などを表示し、「人種、性別、年齢、職業、趣味などの違いを飛び越えて人と人がつながることの素晴らしさを、光と音と映像で表現する」という。
会場の空間設計は建築ユニット「トラフ建築設計事務所」が行い、石巻工房(石巻市)が制作した椅子を組み合わせて空間の演出を行う。石巻工房の椅子は東日本大震災後に、地元の人たちとのワークショップを通して需要や技法を検証し生まれたものが多く、耐久性や汎用(はんよう)性が高いのが特徴。
会場の映像の演出はグラフィックデザイナー・映像作家の辻川幸一郎さん、音楽はミュージシャンの小山田圭吾さんが手掛ける。会場内には写真ブースが設置され、来場者がそこで写真を撮影すると、600台の1つにその写真が表示されるという仕掛けも用意する。
開催時間は11時~(14日は17時~)。参加無料。今月16日まで。