六本木アートナイト実行委員会は2月1日、「六本木アートナイト2016」を10月21日~23日に開催すると発表した。
「六本木アートナイト」は生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に2009年より開催。今回で8年目(7回目)を迎える。2013年からはアーティスティックディレクターに日比野克彦さんを、昨年からはメディアアートディレクターに齋藤精一さんを迎え、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどの多様な作品を街なかに点在させるイベントを展開してきた。
例年は日没から日の出までをコアタイムとし、夜間にさまざまなイベントやパフォーマンスが行われるのが特徴で、美術館の終夜開館や、公園での深夜パフォーマンスなどを開催、2013年には延べ来場者数83万人(2014年以降は非公表)を集めるイベントとなった。
昨年までは春に2日間開催してきたが、今年は10月に京都と東京で「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」が開かれるのに併せ、同期間に開催することを決めた。同フォーラムは、ラグビーワールドカップ2019や2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会などに向けて、スポーツや文化による国際貢献などについて議論、情報発信するためのキックオフイベントとして開催される国際会議で、さまざまな関連イベントを展開する計画。
ディレクターや、テーマ、プログラム内容などは今後決定する。
開催場所は、六本木ヒルズ(港区六本木6)、東京ミッドタウン(赤坂9)、国立新美術館(六本木7)、六本木商店街など。