スウェーデン大使館(港区六本木1)で3月12日、スウェーデンのインテリアデザインについて学ぶイベント「SWEDEN INTERIOR DESIGN WEEKEND」を開催する。
家具、テキスタイルのほか、トイ(おもちゃ)、カトラリー、雑貨など、ライフスタイル全般にわたる日本未上陸ブランドや新作コレクションを含む8社が展示やトークイベントを行う。
参加ブランドは、ファブリックメーカーの「アルメダールス」、バタフライチェアの愛称で知られる「BKFチェア」、家具メーカーの「キャプティ・デザイン」、多岐にわたるインテリアグッズを手掛ける「デザインハウスストックホルム」、カトラリーメーカーの「ゲンゼ」、木製玩具の「プレイサム」、真ちゅうメーカーの「スクルツナ」、宇宙工学を応用した家具の「スペース・フォー・ユー」。
トークイベントに登壇するのは、写真家で建築家の吉村行雄さん(11時~)、北欧建築・デザイン協会副会長でもあるテキスタイル&インテリアデザイナーの川上玲子さん(満席)、瀬戸内海の粟島の図書館を設計した建築家のエリック・トムクヴィストさん(満席)。ブランドプレゼンテーションとして「アルメダールス」(14時15分~)と「スクルツナ」(12時15分~、以上先着順で100人)。当日は、スウェーデン流コーヒーブレークを意味する「フィーカ」を体験できるカフェも登場し、飲み物やお菓子を販売する。
スウェーデンのデザインは「ミニマリスト」と呼ばれ、クリーンでシンプルなラインを強調し機能性を重視しているのが特徴だが、昨今のスウェーデンデザインは「過去に類のないほどデザインに活力があり、さまざまな表現にチャレンジしている」と評されているという。「クラシカルなデザインでも洗練されたデザインでも、必ず実用的な機能を兼ね備えている。イベントを通じてスウェーデンデザインの魅力を楽しんでいただければ」と広報担当者。
開催時間は10時~17時。参加希望者は事前にウェブサイトから申し込みが必要。入場無料。