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スウェーデン大使館で「北欧流シンプルな食卓」展-「一汁一菜」テーマに

(上)アン・カーリン・ヴィクトルソン photo by Anna Danielsson
(下)エリーナ・レベシュ photo by Lars Rebers

(上)アン・カーリン・ヴィクトルソン photo by Anna Danielsson (下)エリーナ・レベシュ photo by Lars Rebers

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 スウェーデン大使館(港区六本木1)で3月11日から、「北欧デザイナーによる一汁一菜の器『DUKA』-北欧流シンプルな食卓」展が開催される。主催はアンドフィーカ(品川区)とSwedenstyle(スウェーデン・ストックホルム)。

「北欧流シンプルな食卓」展ポスター

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 両社が2014年2月より開始した新事業「Scandinavian Pattern Collection」の文化交流イベント第2弾として開催される。和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本の伝統的な食文化が世界的に注目されていることから、日本の食文化「飯と汁」に着目。Scandinavian Pattern Collection所属のデザイナー26人が「一汁一菜」の器にそれぞれの気持ちを込め、飯わん、小皿、箸置き、テーブルマットとのコーディネートをデザインした。

 新鮮な魚介類が多く捕れる北欧の人々からは、すしや天ぷらを中心とした日本食が好まれ、器のデザインという視点においても、その形や素材のバリエーションは多くの北欧デザイナーたちを魅了しているという。

 展覧会のタイトルとなっている「DUKA(デューカ)」は、「テーブルセッティングをする」という意味のスウェーデン語。「デザインの背後にデザイナーの気持ちがあり、デザインの向こうに人々の暮らしがある」という事業コンセプトに沿い、普段使いの磁器の代表格である長崎県の波佐見焼で焼き上げた作品は、カジュアルライン「フェリエ」20デザインと、「プラミアムライン「スヴァット&ヴィット」8デザインの2ラインとして商品化。3月11日より全国ロフト26店舗で販売を予定する。

 期間中、スウェーデンで人気のイラストレーター、スティーナ・ヴィルセンさんのイラストレーションの中から、食のシーンにまつわるものをセレクトし特別展示を行う。参加デザイナーによるトークショーなども予定。

 開催時間は10時~17時30分(12時30分~13時30分は入館不可、最終日は16時30分まで)。今月24日まで。

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