六本木に小型犬専用託児所 犬の知能育む遊具も

自身が飼っているMINIくん(2歳=左)とMOCOちゃん(10歳=右)を抱っこする代表の角田和加子さん

自身が飼っているMINIくん(2歳=左)とMOCOちゃん(10歳=右)を抱っこする代表の角田和加子さん

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 六本木の小型犬専用託児所「Roppongi DOG! CLUB 犬のゆうえんち」(港区六本木3、TEL 03-6459-2909)が8月、オープンから3カ月を迎えた。

「犬の知能を育むものばかりの遊具を取り入れた」という店内

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 5月9日にオープンした同店。小型犬を専門とし、一時または一泊預かりなどのサービスを提供する。

 代表を務める角田和加子さんは約7年前から六本木に住んでおり、当時から犬を飼っていた。「最初はしつけ教室に通っていたが、自分でもトレーナーの資格を取ろうと思って勉強を始め、1年前に理想とするお店を作りたいと思って開業することにした。清潔で安全な犬の遊び場が周りにはなかった」と話す。

 広さ約15坪の室内には、10種類以上の遊具などを並べる。犬が好きそうな色や材質を多く取り入れ、犬が効率よく体を動かせる遊具などを選んだという。「頭や体を使って心身ともに健康に刺激のある一日を過ごさせたいから、人間の子どもが使うおもちゃを犬仕様に工夫して設置した」と角田さんは説明する。

 提供するサービスは、「一時お預かり コース」(500円=30分単位)や一日預かり(9時~18時)の「1Daycare コース」(6,500円)など。「8回コース」(5万円)、「16回コース」(10万円)、「24回コース」(15万円)などのパックサービスのほか、「お泊まりパック」(8,500円)も用意する。

 角田さんは「自分の犬が上手に遊んでくれない、ほかの犬に対して苦手意識を持ってしまう、留守番させるのが心配など、犬を飼っている人ならほとんど悩みは同じ。例えば、週2のペースで約1カ月間預かるだけで動きや目の輝きまで変化が見られた犬がいた。ほかの犬と遊ばせることで、利口な犬の行動を自然とまねするという相乗効果も生み出している」と話す。

 「2時間2,000円の体験入会トライアルも用意している。共働きの方や習い事などをしていて散歩の時間がなかなか取れないという人は、ぜひ一度気軽に相談してほしい」とも。

 営業時間は9時~18時。日曜・祝日定休。営業時間外で預かりを希望する際は応相談。入会金2万円。条件は、体長45センチ体重8キロ以下の小型犬で、ワクチンや予防注射を受けていること。

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