東京ミッドタウン(港区赤坂9)で10月13日から、毎秋恒例のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017」が開催される。
人が近づくとちょうちんの動きと明かりが変化する「ものこころ提灯」
今年で11回目を迎える同イベントのテーマは「ふれる」。普段はただ見ることの多いデザインに触れることで、新たな発見や生活を豊かにするヒントを見つけてもらえるよう、さまざまな企画を用意する。
期間中は、芝生に設置された奥行き30メートル、幅6メートルの巨大なビニールハウスの中に植えられた野菜に触れると、野菜の花、種、葉の色が映像と音になって空間に広がるインスタレーション「デジベジ ?Digital Vegetables? by PARTY」(17日~)をはじめ、人が近づくとちょうちんの動きと明かりが変化する「ものこころ提灯(ちょうちん)」や、参加者と共に未来の社会を考えるイベント「未来の学校 powered by アルスエレクトロニカ」(16日まで)などを展開する。
プラザB1Fでは次世代を担うアーティスト、デザイナーの発掘と応援を目的とした「Tokyo Midtown Award 2017」の受賞作品14点と、同展開催10回目を記念して2008年~2016年の受賞作品全77点を一堂に展示する。
広報担当者は「メインイベントの『デジベジ』は、東京の真ん中に出現した巨大ビニールハウスの中で、本物の野菜と光の映像で新しい体験ができる仕組みになっている。耳を澄ますと野菜を食べる音なども聞こえてくるので、そちらも注目してほしい」と話す。「ほかにもたくさんの企画を用意しているので、デザインに興味のある人や家族連れなど、さまざまな人に来場いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~21時。入場無料。11月5日まで。