六本木ヒルズ展望台・東京シティビュー「スカイデッキ」(港区六本木6)で1月31日、皆既月食の観望会が開催される。主催は六本木天文クラブ実行委員会。
海抜270メートル、オープンエア形式の展望施設で皆既月食を観望できる
同イベント会場の「スカイデッキ」は、海抜270メートル、オープンエア形式の展望施設として関東一の高さに位置するため、周りに遮るものが何もなく、地上よりも星が際立って鮮やかにくっきり見えるなど、空をより近くに感じることができる。
当日は星のソムリエで六本木天文クラブ講師の泉水朋寛さんの解説とともに、3年ぶりとなる皆既月食を観望する。
天文学普及プロジェクト代表で六本木天文クラブ講師の高梨直紘さんは「当日は東京の夜景の上に浮かぶ満月が欠けゆく様子をたっぷり観望できる。永遠不変と思われた天の世界に浮かぶ月が、見る見るうちにその姿を変えていく様子は、いつの時代も不思議な感動を与えてくれるもの。私たちの日常の上で繰り広げられる非日常を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は19時~23時。皆既月食が観測できるのは21時51分~23時8分。参加には東京シティビュー/スカイデッキへの入場券(一般=2,300円)が必要。荒天中止。