東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂9)で2月23日から、デザインを生かした地域の取り組みを展示とトークイベントにより紹介する「地域×デザイン 2018 -まちとまちをつなぐプロジェクト-」がスタートした。
展示するコミュニケーションツール「ウマジン」(青森県十和田市)
同展は、デザインの視点で地域を見つめ、地域の問題を解決しているプロジェクトや、地域の魅力を発見し伝えているプロジェクトを紹介。2016年、2017年と開催し、各回約1万人の来場者を集めた。
今年は、グッドデザイン賞を主催し地域振興としてデザインプロジェクトの運営支援も行う日本デザイン振興会と、地域活性化の実践者を育成する事業構想大学院大学が選出した10件の地域プロジェクトを展示。デザインの視点を地域活性に生かしたプロジェクトや、今後さらに注目の集まるプロジェクトを見ることができる。
「移動する」「働く」「つなぐ」をテーマにしたトークイベントや講演も企画。自治体首長やデザイナー、地域企業など各地で活躍するキーマンをスピーカーとして招き、「まちとまち」「人と人」をつなぐ仕事や生き方を、来場者とともに模索していく。
広報担当者は「いま、社会的なテーマである『働き方改革』をキーワードに、連日トークゲストを招きイベントを開催する。さまざまな背景を持つ人々が交じり合い、新たなカルチャーを生み出してきた東京・六本木。この地だからこそ出合える新たな『働き方』や『生き方』に触れていただければ」と来場を促す。
開催時間は11時~19時。入場無料。3月11日まで。