都立中央図書館(港区南麻布5、TEL 03-3442-8451)で2月9日、ビジネス講演会「お仕事小説から考える女性の働き方」が開催される。
1973(昭和48)年の開館以来、スポーツや文化、ビジネスに関連するセミナーを定期的に開いてきた同館。今回は「女性の働き方」や「女性にやさしい職場」をテーマにしたビジネスセミナーを行う。
ゲスト講師に、東京経済大学名誉教授、経済小説研究家の堺憲一さんと、小説「書店ガール」作者として知られる作家の碧野圭さんを迎える。堺さんは、イタリア経済の専門家であると同時に、1200冊を超える経済小説および仕事関連の小説を読破したという経済小説の研究家。碧野さんは、「女性と仕事」のテーマでこれまでに多くの作品を執筆している。
イベントを担当する同館職員の酒井春乃さんは「プロの書き手と読み手による、対談を含めた講演が聴ける貴重な機会。昨年秋に完結した『書店ガール』シリーズ作者の碧野先生からは仕事の実体験も踏まえた話を、堺先生からは専門家の視点で日本の仕事小説を概観するような話をしていただく予定。六本木・麻布地区周辺で働く人はもちろん、働く人をサポートする人、本好きな人は参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は14時~16時。参加無料。定員は100人(応募者多数の場合は抽選)。申し込みはホームページで受け付ける。申し込み締め切りは1月15日。