六本木に6月11日、米菓専門店「甚五郎」(港区六本木6、TEL 03-6804-5800)がオープンした。
(左から)「日光甚五郎煎餅 ぎょうざ」「小紋 トマトバジル」「日光甚五郎煎餅 パクチー」
1907(明治40)年に創業し、「日光甚五郎煎餅」などを扱う「石田屋」(日光市)の新ブランド店としてオープンした同店。店名は「日光東照宮」の「眠り猫」の彫刻を残した左甚五郎から取った。より若い客層をターゲットとするため、4年前に銀座に都内1号店をオープン。今回、店舗拡大のため2号店としてオープンした。
商品は、「パクチー」「ぎょうざ」など16種類をそろえた「日光甚五郎煎餅」(480円)のほか、国産のもち米とうるち米を手作業で蒸して作る「匠美」(540円~)などを販売する。「トマトバジル」や「いちごミルク」など12種類をそろえた一口サイズの「小紋」(450円)も用意した。
担当の石田雅一さんは「製造から販売まで全て自社で行っているのが強み。今後はもっと地域に寄り添った店にしていきたい」と話す。「ターゲットは20~30代の男女。定番から変わり種まで、たくさんの種類を用意したので、好みの味をぜひ見つけてもらえれば」とも。
営業時間は10時~20時。