東京ミッドタウンの「虎屋菓寮 東京ミッドタウン店」(港区赤坂9、TEL 03-5413-3541)でこの夏も、かき氷の提供が始まっている。
今年のラインアップは5種類。8月1日から提供する「日向夏と温州みかんの氷」(1,210円)は、国産の日向夏と温州みかんを使った同店限定のかき氷。器に白あんを入れて氷を盛った上に日向夏と温州みかんのピューレと白双糖などを使って店内で仕込んだ自家製の「みかん蜜」をかけ、みかんの寒天を3個添えて提供する。
とらや広報担当の奥野容子さんは「『みかんの寒天』は、みかんの果汁感や寒天を使って固めた食感がしっかりとあり、かき氷や白あんの食感にアクセントを添える。『みかん蜜』は、温州みかんのみでは甘さが前面に出てしまうところに日向夏を加えることで、程よい酸味が感じられる蜜になっている」と話す
併せて、北海道産の小豆を使った小倉あんに宇治抹茶「京の調」と徳島県産の和三盆糖で作った濃いめの抹茶蜜をかけた「宇治金時」や白小豆100パーセントの白小倉あんと抹茶蜜で仕上げた「宇治みぞれ」(以上通常サイズ=1,430円、小サイズ=1,100円)、小倉あんと和三盆糖蜜を使った「氷あずき」、和三盆糖蜜の上に氷をかき抹茶蜜をかけた「宇治氷」(以上通常サイズ=1,320円、小サイズ=990円)も提供。トッピングには「白玉」(1個=55円)、「練乳」「抹茶蜜」(以上110円)を用意する。
奥野さんは「さっぱりとしたかんきつの蜜と、希少な白小豆を100パーセント使用した白あんとの相性のよさを楽しんでもらえる限定のかき氷は、和菓子屋ならではの一品。抹茶が苦手なひとや、小さなお子さまにもお薦め」と話す。
現在の提供時間は11時~19時。9月30日まで。