六本木のラーメン店「はま家」(港区六本木4)がオープン3カ月を迎えた。
ハマグリだしに、しそやユズなどの食材を合わせたラーメンを提供する同店。2017(平成29)年に宮城県仙台市でオープンしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で閉店。上京し、店主の伏見俊治さんの知り合いだったことから居酒屋「餃包」(同区)に間借りして5月10日から営業を始めた。スープは、三重県桑名産のハマグリと国産鶏を合わせ、麺は北海道産「春よ恋」の小麦粉を使った細麺で提供する。
メニューは、自家製しその油を乗せた「特製しそ塩そば」や宮城県産ユズの油を使った「特製ゆず塩そば」、自家製トマト油をのせた「特製塩そばトマトオイル」(以上、1,200円)を提供。広島県産のカキとあさりの油、ペーストを乗せた「特製牡蠣(かき)とあさりオイルの塩そば」(1,300円)などをそろえる。トッピングは「熟成味玉」や「サラダ法蓮草」(以上、100円)などを用意した。
伏見さんは「新たなチャレンジとして六本木への出店を決めた。SNSなどでの口コミが広がり、おかげさまで閉店時間前にスープが無くなってしまうこともある」と話す。「今後は新メニューも増やす予定。ラーメンは老若男女誰でも食べられる。ぜひ一度来店し、当店自慢のラーメンを味わってもらいたい。いつかは店舗化できたらうれしい」とも。
営業時間は11時30分~15時。土曜・日曜・祝日定休。