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「使ってたのしむ、和菓子デザイン」展 「とらや 東京ミッドタウン店」ギャラリーで開催

「使ってたのしむ、和菓子デザイン」展の会場

「使ってたのしむ、和菓子デザイン」展の会場

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 「使ってたのしむ、和菓子デザイン」展が現在、東京ミッドタウンの「とらや 東京ミッドタウン店」ギャラリー(港区赤坂9、TEL03-5413-3541)で開催されている。

(画像左5枚)豆皿の「吉祥」(画像右5枚)豆皿「元禄」の展示の様子

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 同展では、ふろしきや豆皿など、とらやが所蔵する現在のカタログに当たる菓子見本帳の絵図をモチーフにしたさまざまな商品を展示販売する。

 会場に並ぶのは約20点。豆皿「元禄」(3,850円)は、とらやが所蔵する最も古い1695(元禄8)年の菓子見本帳「御菓子之畫圖(おかしのえず)」に描かれた菓子をモチーフに製作した陶磁器。1918(大正7)年の「形物御菓子見本帖」からは、木型を使って作る菓子の絵図から四季の花を選んだ友禅染の正絹風呂敷「四季菓子紋様」(2万2,000円)と「宝珠」などの吉祥柄を選んでモチーフにし製作した豆皿の「吉祥」(3,850円)など。見本帳の絵図を写したパネルとともに展示し、販売する。

 併せて、見本帳に描かれている菓子の絵図をワンポイントとしてあしらった2種類の「一筆箋」(各550円)、とらやの生菓子を木版画にした10種類の「木版和菓子ポストカード」(各385円)や、見本帳に描かれているサクラの菓子を写した3種類の「桜ポストカード」(各110円)なども並べる。

 とらや広報担当の小谷由香里さんは「四季折々の自然や風物、縁起物などを表現する和菓子。その色や形には私たちの心を和ませてくれる奥深い魅力がある。菓子見本帳をモチーフにしたさまざまな商品を紹介しているので、江戸時代から大正時代の同見本帳の魅力とともに暮らしに彩りを添える和菓子デザインの小物を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は11時~20時。10月31日まで。入場無料。

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