六本木ヒルズに韓国料理店「水剌間（スラッカン）」（港区六本木6、TEL 03-6434-7818）が10月25日、オープンした。

店前に並べられた果実酒

　「日本の食材を使った韓国BBQ（バーベキュー）」がコンセプトの同店。国産和牛や果物などを使った韓国料理やドリンクを提供する。2005（平成17）年、恵比寿に1号店を開店して以来店舗展開を重ね、今回が4店舗目になる。店名は韓国語で「宮廷の厨房（ちゅうぼう）」という意味。席は68席を設け、個室も用意した。

　メニューは、京都の食肉卸「京都 牛匠かぐら」から仕入れた黒毛和牛を使った「特撰（せん）ロース（くらした）プルコギ」（4,400円）のほか、国産若鶏、九条ねぎ、ジャガイモ、トッポギを入れた「特撰タッカンマリ」（4,000円）、白菜キムチに旬の魚介と果物を加えて巻いた「ポッサムキムチ」（1,450円）などを提供。「水剌間 鶏一羽韓定食」（5,000円）など3種類のコース料理も用意した。ドリンクは熊本県の「にしだ果樹園」（玉東町）の果物を使った「熊本にしだ果樹園 季節の月読み果実酒」（850円）などをそろえた。

　マネジャーの高畑明男さんは「恵比寿本店にも六本木からのお客さまが多く、ブランド価値も高いので出店を決めた。店の前には見た目の華やかさを意識し、瓶に入った果実酒を並べている」と話す。「接待や記念日、家族での夕食などで大切な人と利用してもらえれば」とも。

　営業時間は11時～15時（土曜・日曜・祝日は15時30分まで）、17時～23時。