「グランド ハイアット 東京」(港区六本木6)が現在、被災地の子どもたちの支援などを目的とした「クリスマスチャリティープログラム」を開催している。
ホテルのクリスマスエリアに招待した近隣の愛育学園の生徒28人
2011(平成23)年からクリスマスチャリティー活動を行っている同ホテル。今年は「Let Love Shine」をテーマに、「ホリデーシーズンには、愛する気持ちや思いやりの心を大切な人たちと分かち合い、世界中にその輝きが届き愛に包まれますように」との思いを込めてプログラムを展開する。
1階ロビー「クリスマスエリア」には、今年のテーマに合わせ、温かな愛を感じさせるピンクを主役にしたデコレーションと募金箱を設置。フロントや各レストラン、スパでは、チャリティー用のホテルで廃棄されたコルク栓を再利用して作るクリスマスオーナメントやタイルを数量限定で販売する。寄せられた募金は、世界中の子どもたちが教育や医療を受けられる施設の建設や養護施設でのワークショップ、被災地への寄付などの活動を続ける「子供地球基金」(渋谷区)に寄付する。
同プログラムの一環として12月15日、近隣の特別支援学校・愛育学園の生徒28人をクリスマスエリアに招いて交流会を開催。サンタクロースとの触れ合いや、クリスマスツリーを背景にしての写真撮影、オーナメント、色鉛筆、ノートなどクリスマスプレゼントの贈呈が行われた。2016(平成28)年から始まった同交流会は、新型コロナウイルス感染拡大に関連して2021年に2年ぶりの実施となった。
同ホテル内のペストリー店「フィオレンティーナ ペストリーブティック」では12月1日から、ホテルオリジナルの菓子の詰め合わせに、オーナメントが付いた「チャリティーハンパー」(税別1万円)を30個限定で販売する。
同ホテル担当者は「コロナ禍を経て再開したこのチャリティーイベントを昨年に引き続き今年も行うことができ、愛育学園のお子さまを迎えられたことをとてもうれしく思う」と話す。「ハイアットには『思いやる』や『気にかける』などを意味する『Care』の理念が企業文化として根付いている。周囲の人々はもちろん、自然や環境などに対しても思いやりの精神をもって、今後もさまざまなサポートや活動を行っていきたい」とも。
12月25日まで。