稲刈りイベントが9月23日、六本木ヒルズ(港区六本木6)けやき坂コンプレックス屋上庭園で開催された。
毎年恒例の同イベント。都心の緑化を推進し、自然を身近に感じてもらうための機会として、六本木ヒルズや近隣に住む人のほか、六本木ヒルズ内のオフィスや店舗で勤務する人を対象に、実施している。
今年は、約170名が参加した。130平方メートルの水田で、毎年異なる地域の米を育て栽培しているが、今回は富山県とコラボレーション。5月に田植えをした「富富富(ふふふ)」という富山県産の品種の稲刈りをしたほか、富山県五箇山地方に伝わる伝統芸能「こきりこ節」も披露された。
森ビルタウンマネジメント事業部の玄葉芽依さんは「伝統的な日本の稲作文化や富山県ならではの風習にも触れてもらうことができて、都心ではなかなか見られない風景を、子どもたちが楽しんでいる様子が印象的だった」と話す。「今後も、地方自治体や地域の皆さんと一緒に、文化の発信や軽症に取り組んでいきたい」とも。