森美術館でビデオ・アートの第一人者のアジア初回顧展

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六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館(六本木6)は5月9日、今年10月より世界的に活躍するビデオ・アートの第一人者、ビル・ヴィオラさんのアジア初大回顧展「ビル・ヴィオラ:はつゆめ」を開催すると発表した。ビル・ヴィオラさんはビデオ・アート創始者のナム・ジュン・パイクさん以降、世界のビデオ・アートを牽引するアーティストで、これまでニューヨークのホイットニ-美術館等を巡回した回顧展(1997年~)、ロザンゼルスのJ.ポール・ゲッティ美術館企画の世界巡回個展「受難(THE PASSIONS)」(2003年~)などが開催され、世界各地で作品が公開されている。同展では、90年代以降を中心に過去25年間に制作された「クロッシング」(1996年)をはじめとする16点の作品を展示。また、会期中に同氏が日本滞在中の1981年に制作したビデオ作品「はつゆめ(HATSU-YUME)」の特別上映を予定している。開催期間は10月14日~2007年1月8日。開館時間は10時~22時(火曜のみ10時~17時)。入館料は、一般=1,500円、学生(高校・大学生)=1,000円、子供(4歳以上-中学生)=500円。(写真=ビル・ヴィオラ『クロッシング』(部分)1996年 ビデオ/サウンド・インスタレーション Photo:Kira Perov)
森美術館

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