餅つきイベントが1月11日、六本木ヒルズけやき坂コンプレックス屋上(港区六本木6)で開催され、近隣住民や六本木ヒルズで働くオフィスワーカーなど合わせて約135人が参加した。
高さ地上45メートルの場所に位置する同所には1,300平方メートルの水田があり、毎年異なる地域の米を栽培している。近隣住民やオフィスワーカーなどを集め、毎年5月には田植え、9月には稲刈り、翌年1月には餅つきイベントを実施。今年は鳥取県とコラボレーションし、鳥取県産の品種「星空舞」を植えた。
参加者は当日、鳥取県産のもち米「ハクトモチ」を使って餅つきを楽しんだ。参加した大人85人と子ども50人の中には親子または兄弟で餅つきを体験する姿も見られ、参加者は餅つき後に餅やだし汁を味わった。
姉妹で参加した片川ゆなちゃん(8)は「餅つきは2回目の参加で、今回は5回もつけて楽しめた。食べた餅は少し硬い感じがしたが、甘くておいしかった」、妹のみゆちゃん(6)は「杵(きね)は少し重かったが、また機会があれば体験したい」とそれぞれ話していた。