六本木アカデミーヒルズ40(港区六本木6)で9月19日、「第19回東京国際映画祭」の上映作品や国際審査員が発表された。
映画祭は、10月21日~29日の9日間、六本木ヒルズ(港区六本木6)とBunkamura(渋谷区)をメーン会場に開催され、期間中約300本の作品が上映される。国際審査員は、映画祭ディレクターのマルコ・ミュレールさん、「SAYURI」の女優・工藤夕貴さん、インドネシア出身の映画監督ガリン・ヌグロホさん、元20世紀FOXのCEOで映画プロデューサーのビル・メカニックさん、「カミュなんて知らない」の映画監督柳町光男さんの5名が担当する。
「コンペティション部門」では、「アート・オブ・クライング」(ピーター・ショーナウ・フォー監督)、「魂萌え!」(阪本順治監督)、「2:37(原題)」(ムラーリK.タルリ監督)など15作品を上映。「特別招待作品部門」では、オープニング作品に「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド監督)、オープニング・イブ作品に「武士の一分」(山田洋次監督)、オープニング・ナイト作品に「王の男」(イ・ジュンイク監督)、クロージング作品に「犬神家の一族」(市川崑監督)のほか、「パフューム」(トム・ティクヴァ監督)、「敬愛なるベートーヴェン」(アニエスカ・ホランド監督)など22作品を上映。
期間中は、このほかアジア映画を特集した「アジアの風部門」、日本映画を特集した「日本映画・ある視点部門」などを開催するほか、様々な特集上映や協賛企画が予定されている。