ウェブシステムの開発やデザインを手がけるバタフライエフェクト(港区六本木4、TEL 03-5414-7963)は10月12日、ドライブやモータースポーツファン向けのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「Clutch(クラッチ)」のベータ版を開設した。
同サービスは招待制で、ユーザーはマイページで日記、レビューなどの書き込みや友だちへの招待状送信、コミュニティー作成などが可能。
同社は今後、登録ユーザー同士での情報のやり取りだけでなく、自動車関連のイベントや大学の自動車部などへの取材を行いコンテンツの提供を行うほか、「ドライビングスポット」「行楽地」「モータースポーツ」などのコミュニティー作成や、スケジュール管理、車の性能比較、ポイントを利用したバーチャルショッピングなどの機能を実装する予定。
事業収益は自動車関連企業による広告収入を見込んでおり、今後1年間で約1万人の会員登録を見込む。
サイト開設の背景について同社田村隆彦社長は、「日本は世界に誇る自動車技術があるが、モータリゼーションの芽が育たないのは残念」と話しており、サービスを通して日本の自動車ファンの拡大を目指すという。