三喜商事、ミッドタウンに仏・高級紳士服「アルニス」旗艦店

2007年3月、ミッドタウンに仏・高級紳士服ブランド「ARNYS(アルニス)」の旗艦店がオープン(写真=パリ本店)

2007年3月、ミッドタウンに仏・高級紳士服ブランド「ARNYS(アルニス)」の旗艦店がオープン(写真=パリ本店)

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 三喜商事(千代田区)は10月4日、フランスの高級紳士服ブランド「ARNYS(アルニス)」の旗艦店を、2007年春開業予定の東京ミッドタウン(港区赤坂9)に出店すると発表した。

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 同ブランドは1933年パリで創業。ピカソやジャン・コクトーなどの芸術家や、ケリー・グラント、アーネスト・ヘミングウェイなどが顧客に名を連ねることで知られ、日本での出店は「リーガロイヤルホテル(大阪)」(大阪市)内の店舗に続き2店目。

 オープン日は2007年3月26日で、ミッドタウンの商業棟「ガレリア」内1階に出店する。店舗面積は約120平方メートルで、外観には「パリの石」と呼ばれる素材を使用し、内装はパリ本店を現代的にアレンジしたものになるという。

 ターゲットは30~40代の男性で、取り扱いアイテムと価格帯はスポーツジャケット(15万円~29万円)、パンツ(7万円~9万円)、シャツ(5万円~8万円)、スーツ(28万円~39万円)ジャケット(25万円~31万円)など。代表的な商品に、1947年に建築家のル・コルビュジエの依頼で作られた「森の番人」と呼ばれるツイードのジャケット(19万円)がある。年に数回パリから職人を招聘し、スーツやシャツなどのオーダーメードを行う予定。

 六本木への出店について同社担当者は、「ミッドタウンは希少ブランドを集積した商業施設で、東京進出に最適と判断した」と話している。同店での初年度売上目標は1億5,000万円。今後、福岡や名古屋での直営店展開、百貨店で5店舗ほどの出店を目指す。(写真=パリ本店)

三喜商事

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