サッポロビール、サントリー、アサヒビール、キリンビール、オリオンビールの国内ビールメーカー5社とビール酒造組合は2月13日、六本木ヒルズ(港区六本木6)でビールイベント「ビアフェス2007」を開催すると発表した。
メーカー5社とビール酒造組合はビール需要の喚起を促すため、毎年5月下旬をビールを愉しむ週間として「ビールデンウィーク」と定め、普及の一環としてイベントを開催する。競合関係にあるビールメーカーが共同でビール市場活性化への取り組みを行うのは、日本で初の試みという。
イベント開催期間は5月24日~27日の4日間。ビールとエンターテインメントを掛け合わせた造語「ビアテイメント」をコンセプトに、各社のビールを来場者に提供するほか、音楽ライブやパフォーマンス、料理の提供も行う予定(飲食は有料)。参加は自由だが、ビールの購入には年齢確認ができる証明証等の提示が必要。
同組合の福永勝会長代表理事(サッポロビール代表取締役社長)は「一致団結して日本のビールを味わう文化の定着と消費喚起につなげていきたいと思います」としている。(写真=「ビールデンウィーク」ロゴマーク)