六本木のギャラリースペース「SCAI×SCAI(スカイスカイ)」(港区六本木6、TEL 03-3470-1169)では5月26日~6月2日、「メアリー=エリザベス・ヤーボローとカディム・アリ」展を開催する。
同展は、バッカーズ・ファウンデーションとNPO法人・アーツイニシアティヴトウキョウ(渋谷区)が共同で実施する、若手アーティスト、キュレーターを支援するレジデンスプログラムの成果作品を披露するもの。
レジデンスプログラムとは、滞在先で作品を発想し制作するもの。今回が1回目となり、アメリカ出身のメアリー=エリザベス・ヤーボローさんとパキスタン出身のカディム・アリさんのアーティスト2人と、オランダ出身のキュレーターのマキシーン・コプサさんが都内に滞在する。
同展ではアーティスト2人の作品を展示。ヤーボローさんは、日本のカラオケに関するペインティング・彫刻・ビデオ作品、アリさんは東京で働くヨーロッパ出身の女性から着想を得たビデオ作品と細密画を展示する予定。開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。日曜休廊。
同ギャラリーは、台東区・谷中の現代美術ギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」が芋洗坂のマンション「Patata 六本木」の203号室にオープンした。コプサさんは来年、都内でグループ展を企画する予定。