楽天(港区六本木6)の子会社・楽天メッセンジャー(同)は5月23日、ブラウザー版のインスタントメッセンジャー「楽天メッセンジャー」ベータ版の提供を開始した。
パソコン(PC)と携帯電話でのテキストチャットが可能で、PC上でのメッセージを携帯メールに変換し、携帯電話からもメッセージを送ることができる。チャット開始はPCからのみ可能。同サービスはブラウザー版のため事前インストールが不要。動作環境はOSがWindows XP SP2以降、ブラウザーがInternet Explorer 6.0 SP2以降。利用には楽天への会員登録(携帯電話のメールアドレス登録含む。登録無料)が必要。
このほか、ヘッドセットを使用した1対1の音声通話(無料)や、楽天が提供するSNS「楽天リンクス」とも連携する。
楽天広報担当者はサービス提供の目的について、「新規会員獲得」「楽天グループの事業の強化」を挙げており、「楽天会員(2,500万人強)を対象にしたコミュニケーションツールとして、正式サービスリリースに向けて試験運用していく」と話す。