西麻布に「黄木牛」使用の鉄板焼き店-レストランファンドで出店

写真=店舗内観

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 レストランファンド事業を手掛けるウィンキューブ(渋谷区)は9月1日、西麻布郵便局奥にレストラン「西麻布 OLD VINE(オールドヴァイン)」(港区西麻布1、TEL 03-5771-2439)をオープンした。

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 同店は、同社の鈴木潤代表取締役社長と2007年3月末に閉店したワインレストラン「L VINO(エルヴィーノ)」(六本木7)の木下二郎さんが共同で経営する鉄板料理レストラン&オセアニアワインバル。鉄板料理を提供するメーン業態の「OLD VINE」と、立ち飲みが基本のバル「CELLAR DOOR」の2業態で構成される。

 「MEAT MEETS WINE!」をコンセプトに、米沢牛の中でも希少性の高い「黄木(おうぎ)牛」の使用と、オセアニアワインを中心に常時2,000本のワインを揃えるワインセラーが特徴。30代後半~50代の男性と、20代後半~40代の女性をメーンターゲットに展開する。店舗面積は54.2坪。座席数は、「OLD VINE」がカウンター、テーブル、個室の3種類で合計38席。「CELLAR DOOR」が立ち飲み中心の20席。

 メニューは、「OLD VINE」が黄木牛を使用したコース料理(6,800円・8,500円・12,000円の3種、「CELLAR DOOR」が大皿に盛ったバル料理を提供。「CELLAR DOOR」では、ワインディスペンサー「エノマティック」を使用し、量り売りでグラスワインを提供する。客単価は「OLD VINE」=13,000円、「CELLAR DOOR」=3,200円(ディナータイム)。営業時間はランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~翌4時。初年度売上目標は1億1,800万円。

 同店はレストランファンドの仕組みを採用する。鈴木・木下両氏が共同出資する運営会社「OLD VINE」を営業者として「OLD VINE匿名組合」を組成。複数人の投資家から「匿名組合契約出資金」として投資を受ける。出資金は、同店の運営から生じる利益を分配する「匿名組合契約出資」が90%、同店に貯蔵するワインの買い付けに出資し、ワインの売り上げ利益を分配する「Cellar Friendship」参加金が10%の組み合わせで、1口当たりの出資額は100万円(出資単位は3口から)。出資者は同店の「パートナー」として、分配金やワインの半額提供などの様々な特典を受け取る。

 鈴木氏は、ゴールドマンサックスなど複数の証券会社を経て、2005年に自身のプロデュースによるバー「西麻布 Bar ZAZZLE」(西麻布3)をオープンしている。

ウィンキューブ

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