アジア初となる「ミシュランガイド東京 2008」(11月22日発売)に掲載される「星」付きレストランが11月19日発表され、広域六本木圏では和食「神田(かんだ)」(港区元麻布3)が3つ星を獲得した。
ミシュランガイドは1900年、仏・ミシュランがドライブ文化をより安全で楽しいものにすることを目的に創刊した。1930年代から「星」によるカテゴリー分けを開始し、現在は22カ国をカバーする。
日本版では、都内のホテル・レストランから178店(ホテル28、レストラン150)が選ばれ、レストランでは1つ星=117店、2つ星=25店、3つ星=8店が選ばれた。星の評価基準は、1つ星=「そのカテゴリーで特に美味しい料理」、2つ星=「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、3つ星=「そのために旅行する価値がある卓越した料理」。日本版の調査では、日本人とヨーロッパ人の調査員5人が、リストアップした都内1,500軒のレストランから、1年半以上かけて匿名で食事をし、選んだという。
広域六本木圏では、「神田」の3つ星のほか、ふぐ料理「臼杵ふぐ山田屋」(西麻布4)、すし「拓」(西麻布2)、和食「菱沼」(六本木5)、フランス料理「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」(六本木6)、和食「龍吟」(六本木7)、中華料理「れい家菜(れいかさい)」(六本木6)が2つ星を獲得するなど、日本食を扱う店舗が貢献した。
日本ミシュランタイヤ(千代田区)は11月21日、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(六本木6)で発売カウントダウンイベントを開催する。ガイドの総責任者ジャン=リュック・ナレ氏による挨拶やサイン会などを予定。開始時間は23時45分~。
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