![写真=「YOTHAKA(ヨタカ)」社のソファとテーブル](https://images.keizai.biz/roppongi_keizai/headline/1222657347_photo.jpg)
アジアの中でも経済的発展から注目を集めるタイ。同国のプロダクトデザインを紹介する展覧会が10月5日までの期間、東京ミッドタウン内のデザインハブ(港区赤坂9)で開催されている。
同国は2008年、商務省が主催しデザイン賞「デザインアクセレンスアワード」を創設した。同展では、同デザイン賞を受賞したプロダクトデザインの一部を紹介する。
展示されるプロダクトデザインにおけるデザインテイストは幅広い。「YOTHAKA(ヨタカ)」社は、「ウォーターヒヤシンス」を材料にし、手編みの風合いをいかしたソファや、テーブルなど、リゾート気分を演出する家具を制作する。近年の「LOHAS」やエコ意識の高まりもあり、自然の風合いをいかした家具は日本国内でも注目を集めているという。
この対極にあたる未来的なデザインも見られ、日本のだるまから発想を得たという「Craft Factor」社のアームチェアは、有機的な曲線をいかし、人体を包むようなフォルムが特徴となる。「Bathroom Design」社の浴槽はLEDを埋め込み、表面をLEDアニメーションが彩る製品となる。
開催時間は11時~19時。入場無料。会期中無休。