六本木ヒルズ52階の展望台・東京シティビュー(港区六本木6)で3月20日より、クラシックカーの祭典「東京コンクール・デレガンス」が開催される。
コンクール・デレガンスは、クラシックカーにおけるデザインの優美さ、気品、販売当時のオリジナル・コンディションなどを競うイベントとして80年以上の伝統を誇る、欧米を中心に発展したイベント。日本では2007年に続き、今回が2回目となる。
同展では、1910年~1975年に製造された「ベントレー・マークVI」や「マセラティA6G2000」などコンクールノミネートの約20台をそれぞれ年代ごとに展示。そのほか、ショーカーとして吉田茂元首相の「ロールス・ロイス」や白洲次郎氏の愛車「ベントレー」、50年ぶりにフェラーリ社が公式に製造した世界に1台しかない「フェラーリSP1」など約10台も展示する。
期間中、専門家による審査のほか、今回初の試みとして一般来場者からの投票も実施。新宿・渋谷方面を望むエリアには、同イベントにちなんだ車の名前が付いたオリジナルカクテルを用意したカフェも登場する。
同施設を運営・管理する森ビル・広報室の田澤由梨さんは「250メートルの展望台とクラシックカーのコラボ。来館者のみなさんには初の試みとなるコンクールの投票にも参加してほしい」と話す。
開館時間は11時~22時(3月28日は23時まで、4月2日は18時30分まで)。入館料は、一般1,600円ほか(東京シティビュー入館料含む)。4月12日まで。