西麻布の「ギャラリー ル・ベイン」(港区西麻布3、TEL 03-3479-3841)で4月14日、ロンドン在住のバッグデザイナー・和井内京子さんの個展「Sense of Lifestyle和井内京子の仕事展」が始まった。
和井内さんは桑沢デザイン研究所卒業後、サザビーでバッグデザイナーとしてスタートを切る。1986年に退社後、フリーランスデザイナーとして活動拠点を海外に移し、さまざまな企業やデザイナーとのコラボレーションを通じ、バッグを主軸にファッション小物やインテリア・オブジェなどを制作している。
同展のタイトル「Sense of Lifestyle」は、和井内さんの15年にわたる作品作りのコンセプト。会場では、1999年ミラノコレクションに初めて参加してからの10年間の仕事にスポットを当て、ヨーロッパの装飾性の高い生地やアジアのさまざまな生地を生かした作品から、日常使いのシンプルな道具まで、和井内さんの生き方として作られた作品約50点を展示する。
併設の「ギャラリーMITATE」では、和井内さんが長年にわたり仕事をする日本唯一の馬具メーカー「ソメスサドル」のバッグやインテリア小物を販売するほか、会場に展示されているバッグなどの一部作品の限定販売も行っている。価格は3万円~10万円。
開廊時間は11時~19時(5月3日は17時まで)。月曜休廊。入場無料。5月3日まで。