テキスタイルから三次元作品-西麻布でシビル・ハイネンさん企画展

写真=テキスタイルを独特の形状にアレンジして世界的に高い評価を受けている。

写真=テキスタイルを独特の形状にアレンジして世界的に高い評価を受けている。

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 西麻布の「ギャラリー ル・ベイン」(港区西麻布3、TEL 03-3479-3843)で1月14日より、オランダ出身のテキスタイル・アーティスト、Sibyl Heijinen(シビル・ハイネン)さんの企画展「Moving」が開催される。

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 ハイネンさんは1961年生まれ、オランダ出身のテキスタイル・アーティスト。人工芝や綿布、ラバーシート、牛皮などのテキスタイルを巧みに用い3次元作品を制作。それらの素材を組み合わせたり、色を塗ったり、金メッキを施したりすることで、日々使われるだけの素材から新たな表情を導き、異空間を生み出している。

1992年、京都で開催された「第3回国際テキスタイル・コンペティション」で「優秀賞」を獲得したハイネンさんの作品はさまざまな国で高い評価を得ている。日本でも目黒区美術館(1996)、MSD:G gallery(2002)、京都国立近代美術館(2007)で展覧会を開催した。

 同展では「黒の人口芝」をキーワードに、ギャラリー全体をハイネンさんならではの刺激的で特別な空間に仕立て上げ、来場者にその空間を体験してもらう趣向。会場では、ハイネンさんの作品をまとめたブックレットやアクセサリーも販売する。

営業時間11時~19時(最終日は17時まで)。月曜定休。2月6日まで。

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