東京ミッドタウン(港区赤坂9)で来年1月19日、ゲームプロデューサーで任天堂専務の宮本茂さんがプロデュースするトークセッション「ものを作らなソンやと思わへん?」が開催される。開催は、次世代クリエーター発掘・育成プロジェクト「コ・フェスタPAO(パオ)」の一環。
同プロジェクトは、次代のコンテンツ産業を支えるクリエーターの人材発掘・育成を目的に、トップクリエーター10人がプロジェクト・デザイナーとなり、それぞれの企画を提案し、トークショー、ワークショップ、展示などを展開するもの。第1弾は表現研究者の佐藤雅彦さんが、第2弾はデザイナーの三宅一生さんが、それぞれ務めた。
第3弾となる宮本さんプロデュースのイベント当日は、京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」代表の上田誠さん、俳優・イラストレーターなどと活躍する角田貴志さんの2人を交えトークセッション「ものを作らなソンやと思わへん?」を開く。
宮本さんのファンで、生粋の「ファミコン世代」である上田さんと角田さんが、宮本さんとともに人を引き付ける物語、魅力的なキャラクターの作り方など、ゲーム作りにも共通するテーマを通じて「ものを作る動機」「ものを作る楽しさ」に迫る。
そのほか、ヨーロッパ企画が今回のために「ニンテンドー DSi ウェア」の「うごくメモ張」を使って制作したオリジナル作品も披露する予定。
開催時間は18時30分~20時30分。無料。定員は200人(事前申し込み制)。申し込みはホームページで受け付けている。締め切りは来年1月9日。