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六本木に被災地から「フラガール」-東京国際映画祭の舞台挨拶で

舞台挨拶で笑顔で踊る双葉町出身のフラガール・大森梨江さん

舞台挨拶で笑顔で踊る双葉町出身のフラガール・大森梨江さん

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)をメーン会場に22日開幕した東京国際映画祭で特別上映作品として上映された「がんばっぺフラガール」の舞台挨拶にスパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)から7人のフラガールが登場した。

舞台挨拶でダンスを披露するフラガール

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 同作品は3月11日の東日本大震災で被災して休業を余儀なくされたスパリゾートハワイアンズが10月1日に部分再開にこぎつけるまでを、双葉町出身のフラガール大森梨江さんの家族を中心に描いたドキュメンタリー映画。同施設に一時避難していた被災者の声や、フラガールたちが半年間にわたって行なった全国キャラバンの様子、原発から2kmのところに暮らしていた大森さんが一時帰宅する様子などが盛り込まれた。

 23日には同映画祭が復興支援のためと位置づける特集「震災を超えて」の1本としてワールドプレミア上映され、上映前に小林正樹監督とスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム(フラガール)が舞台挨拶を行った。フラガールリーダーのマルヒア由佳理さんは「原発の事故のあとの福島の人たちの気持ちが多く描かれている映画だと思う。この映画を観て感じたことを今後の人生に役に立てて欲しい」と話し、その後フラガールたちがダンスを披露した。

 同作品は10月29日から新宿ピカデリー他、全国で劇場公開される。

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