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麻布十番に白と黒がテーマの非甘菓子店「しろいくろ」-丹波黒豆メーンに

コンクリートのカウンターに商品が陳列されている

コンクリートのカウンターに商品が陳列されている

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 麻布十番に8月17日、丹波黒豆を使った菓子やお茶などを販売する「しろいくろ」(港区麻布十番2、TEL 03-3454-7225)がプレオープンした。

塩黒豆アイスと黒豆茶を丹波焼の器で

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 店舗面積は1・2階合わせて約20坪。古民家をリノベートし、白と黒でまとめたギャラリー風の和モダンな内装に仕上げた。1階には4人ほどが座れるベンチと背の高いコンクリートのカウンターを設置し、夜は立ち飲みバーとしても使えるようにした(後日オープン予定)。

 同店オーナーの建築家とクリエーティブ・ディレクターが同物件の大家と知り合いで、「古民家を再生して何かに使いたい」と相談を受けたことをきっかけに、「自由にさせてくれるなら店を出したい」と計画が始まった。「何の店にするか決める前から『白と黒のモノトーンでまとめる』ことと、店名を『しろいくろ』にすることが決まっていた」という。テーマとなった「白」と「黒」からイメージする「塩」「砂糖」「丹波黒豆」、オーナー2人はお酒が好きなことからお酒にも合う「甘くないお菓子」、丹波黒豆を地元で取り扱える知人がいたことで「黒豆」をメーンにすることを決めたという。

 現在扱う商品は、「黒豆塩大福」(252円)、「塩黒豆アイス」(347円)、「黒豆茶」(湯飲み=263円、ポット=798円)のみ。最上級の黒豆を、店内で丁寧に焙煎(ばいせん)して使う。基本的には手土産品が中心だが、一部商品はイートインも可能。使われる器は、日本六古窯の一つでもある「丹波焼」で、湯飲みや皿、鉢、とっくり、花瓶なども販売する。

 9月からは「黒豆塩ロールケーキ」を追加し、「塩黒豆アイス」のテークアウトにも対応する予定。2階スペースは、落語や将棋、詩吟、舞踏、展覧会など、定期的にイベントを開く予定だという。「パティシエの経験があるので、現在白いプリンを試作中。黒豆を使ったおこわのランチボックスも計画している」と藤澤さん。

 営業時間は10時~18時。

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