六本木ヒルズ（港区六本木6）のイベントスペースumuで4月2日、コンテンポラリーアティストの作品や雑貨、クラフトの販売、ワークショップなどを行う「アート蚤の市」が始まった。

イラスト、カステラ、バッグなどを販売する河井いづみさんのブース

　主催はEmigre（目黒区）。コンテンポラリーアーティストKiriku（キリク）さんが2011年に設立した同社は現代アートのディレクションや販売、ジュエリーやファッション雑貨の販売、グラフィックデザインなどを行っている。

　同イベントでは、コンテンポラリーアート作品の販売、ファッション雑貨の展示販売に加えて、さまざまな雑貨、古書、家具、アンティークなども販売し、飲食ブースも設置。「現代アートも雑貨も境界なくごちゃまぜにしてパリの蚤の市のような雰囲気を作り出したかった」と同社代表の石坂徹朗さん。

　出展アーティストは、キリクさんのほか、コンテンポラリーアティストの野嶋奈央子さん、ハードウエアエンジニア・ロボットクリエイターの竹元さん、砂絵アーティストのナオ氏さん、イラストレーター・画家の河井いづみさんなど。河井さんは実家の長崎のカステラ屋のカステラを自身がデザインした包装紙で包んだコラボ商品などを販売する。出店ショップは「MIKA MATSUMOTO」（帽子）、「Pants to poverty」（オーガニックコットン・アンダーウエア）、「NEW WAY,NEW LIFE」（Tシャツ）、「miss shama / yukari morisihta」（キャンドル）、「Shibuya PARK CAFE」（カフェ）など。

　期間中はナオ氏さんによる「砂絵を描こう♪」、Shioriさんによる「オリジナルのアート傘を作ろう！」、ウォーターホールによる「紙と糸でつくる手縫いZINE」などのワークショップも開催。6日の19時から22時には、キリクさん、オートクチュールデザイナーの照井智己さんなどが出演するパーティーを開催。

　開催時間は12時～19時（6日は18時30分まで、7日は21時まで）。入場無料（パーティーとワークショップの一部は有料）。ワークショップの一部は要予約。詳細はホームページで確認できる。