六本木のAXISギャラリー「シンポジア」(港区六本木5、TEL 03-5575-8656)で11月23日から、宮崎椅子製作所(徳島県鳴門市)による展示会「いすのなるき。」が開かれる。
7~8種の樹種を常備し、木そのものでのバリエーション展開を可能とした肌に優しい素材にこだわり、外部デザイナーとのコラボレーションでオリジナルブランドの構築を図る同社。
同展では、ものづくりの在り方を表す『いすのなるき。』を掘り下げ、「いろんなき」「ひのき」「けやき」「あいぞめ」「いぐさ」「まげる」「けずる」「はる」「つなぐ」「くむ」「しあげる」「かるい」「くみたてしき」「つぐ」の14のテーマで、同社を代表する14脚の椅子を展示する。
デザインは、2000年からワークショップ方式の商品開発を共に取り組み続けている小泉誠さんと村澤一晃さんをはじめ、ミラノ在住のInoda+Sveje、デンマークのカイ・クリスチャンセンさん、ドイツ出身のアンドレアス・コワルースキーさん、同社スタッフによるオリジナル。2014年4月にミラノで発表した最新作のノックダウンチェアとスタッキングチェアも含まれ、樹種ラインアップに新しく加わる国産ヒノキやケヤキを使った製品も展示される。
「家具・インテリアショップの方々だけでなく、建築やインテリアコーディネートに携わる方や、家具や椅子デザインに興味をお持ちのユーザーや学生の皆さまの来場をお待ちしている」と担当者。
開催時間は10時~19時(26日は17時まで、27日は16時まで)。入場無料。11月27日まで。