12月5日に発売された「ミシュランガイド東京2015」(日本ミシュランタイヤ・千代田区)で、広域六本木圏の43店が「星」を獲得した。内訳は、3つ星=4店、2つ星=15店、1つ星=24店。
日本で8年目を迎えた同ガイド、昨年まで関東版として横浜や湘南なども対象にしていたが、2015年版はエリアを東京に絞った。同書では、3つ星(12店)=「そのために旅行する価値がある卓越した料理」、2つ星(53店)=「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、1つ星(161店)=「そのカテゴリーで特においしい料理」と定義する。昨年からは、「良質な料理を手頃な価格で楽しめる店」として「ビブグルマン」のセクションを掲載。5,000円以下でコースやアラカルトを楽しめ、星が付かない店の中でも「おすすめ」のレストランを紹介している。
広域六本木圏では、8年連続の日本料理店の「かんだ」(元麻布3)をはじめ、ふぐ料理店「臼杵ふぐ山田屋」(西麻布4)、日本料理店の「幸村」(麻布十番1)、「龍吟」(六本木7)の4店が3つ星を維持した。
2つ星では、スペイン料理の「スリオラ」(麻布十番3)とフランス料理の「レフェルヴェソンス」が1つ星から昇格。新たに1つ星を獲得したのは鉄板焼きの「石垣吉田」(麻布十番2)とフランス料理の「ジャン-ジョルジュ」(六本木6)の2店で、「ジャン-ジョルジュ」はオープンから9カ月での星獲得となった。
「ビブグルマン」には今年から、ラーメン、天ぷら、お好み焼、ちゃんこ鍋などの「和食」カテゴリーの店舗を新たに掲載。六本木エリアでもお好み焼の「天のや」(麻布十番3)、焼き鳥の「井(い)」(六本木4)などが掲載された。
価格は3,240円。