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六本木ヒルズにNYの3つ星フレンチ「ジャン-ジョルジュ」-国内初出店

「トマトとサマーフルーツ」

「トマトとサマーフルーツ」

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 六本木ヒルズのけやき坂通りに、ニューヨークに本店があるフランス料理店「JG ジャン-ジョルジュ 東京」(港区六本木6、TEL 03-5412-7115)がオープンして3カ月がたった。運営はノバレーゼ(中央区)。

最後の仕上げをするシェフの米澤文雄さん

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 ニューヨークなどに店を構えるシェフのジャン-ジョルジュ・ヴォングリスティンさんが日本初の店舗として出店した同店。ヴォングリスティンさんはフランスとアジア各国でシェフとして活躍した後、ニューヨークにレストランを開店し、その後フランスやメキシコ、バハマなどにも出店。ニューヨークでは、2006年から8年連続でミシュランの3つ星を獲得している。

 ヴォングリスティンさんの料理は東アジアの食材やスパイスを使った新しいスタイルが特徴で、伝統的なフランス料理とは一線を画す。東京店でシェフを務める米澤文雄さんは、ニューヨークの「ジャン-ジョルジュ」でスー・シェフを経験した後に帰国。いくつかのレストランでシェフを務めた後、同店のシェフに抜てきされた。

 同店のメニューはコース料理が基本で、約2カ月ごとに内容を変え、季節感のある食材や調理法で来店者を楽しませる。現在は夏のメニューを展開しており、「本マグロのライスクラッカー スパイシーシトラスソース」「温かいフランとビーツのグレーズ ピスタチオとシェーブルチーズのホイップ」「飛騨牛A-5シアード ゴールドバー スクワッシュ パルメザン 沖縄ハバネロソース」などが供される。

 コースメニューは「JGおまかせメニュー」(2万4,000円)、「JG夏のテイスティングメニュー」(1万8,000円)、「JGサマーメニュー」(1万3,000円)の3種類で、それぞれの料理に合うワインを提供する「ワインペアリング」(6,000円~)も。メニューについて米澤さんは「基本的にはニューヨークでこれまで出されてきたものだが、日本人向けにスパイスの調合を少し変えるなど工夫もしている」と話す。

 同店は系列店で唯一、カウンターを中心とした作りになっているのも特徴で、来店者は調理の様子を間近で見ることができ、料理を味わいながらシェフやソムリエとの会話も楽しめる。米澤さんは「ジャン-ジョルジュ自身が日本のカウンターというスタイルが好きで、日本に店を出すならカウンタースタイルにしたいとこだわってデザインした。常に見られているので少し緊張するが、お客さんに楽しんでもらえれば」とも。

 2階では、コース料理に含まれるメニューを中心にアラカルトも提供。「トマトとサマーフルーツ」(1,300円)、「スズキのスチーム マッシュルームのエッセンス レモングラスのコンソメ」(1,700円)など。ランチは「JGランチコース」(4,800円)とアラカルトを提供する。

 営業時間は11時~15時、17時~24時。

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