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麻布十番に「もったいない」アクション3号店 築地の「もったいない魚」を和食コースに

「築地もったいないプロジェクトOmakase」の店内

「築地もったいないプロジェクトOmakase」の店内

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 麻布十番に9月30日、「もったいない魚」を活用した和食コース料理専門店「築地もったいないプロジェクトOmakase」(港区麻布十番1、TEL 03-6277-6478)がオープンした。

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 エードット(渋谷区)とDIGプライミング(埼玉県)が共同運営する同店。「市場」「産地」「工場」で生まれている「もったいない」食材にスポットを当て、「おいしく変換」する「もったいないアクション」がコンセプト。

 今年1月、丸の内に出店した1号店「魚治」は売り上げ目標比140%を達成したという。「もったいない野菜」を活用した2号店の「~Mottainai Farm~Radice」(渋谷区)と、鉄板焼き店から業態変更で3号店となった同店が同時オープンした。席数は、カウンター・テーブル・ソファ席の計32席。

 鮮魚は規定より大きすぎたり小さすぎたり、漁や運送中に小さなキズがついたり、獲れすぎや旬から少しずれるだけで市場にのせることができなくなる。築地市場でこのような「もったいない魚」を仕入れ、高級ホテルや銀座の日本料理店で腕をふるっていたシェフが、四季折々の旬な食材を彩り豊かなコース料理として提供する。

 同プロジェクト広報担当の仲亀さんは「『もったいない魚』はその日にならないと何が入ってくるかわからない。午後入荷された魚を見てメニューを考え、数時間後には提供しなくてはいけないため、職人の腕が問われる。3号店に関しては初めてプロジェクトに賛同してもらい業態変更となった形だが、フランチャイズとは一線を画している」と話す。

 「カニやエビの足が取れたもの、傷がついた魚など、流通で売れ残るものを仕入れるため、お得感を感じるかもしれないが、一流シェフが上手に処理しておいしい料理に仕上げるので、食べて社会貢献ができるということをアピールしていきたい」とも。

 コースは「おまかせ」のみで、6,480円、8,640円、1万800円の3コース。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

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