六本木に3月9日、富士観光開発(山梨県南都留郡)が製造販売する地ビール「富士桜高原麦酒(ビール)」の直営店「BeerBar 富士桜 Roppongi」(港区六本木4)がオープンする。
店舗面積は145.3平方メートル。席数は、カウンター18席、個室5部屋(22席)。世界文化遺産にも登録された「富士山」の麓で「富士山の伏流水」を使い、1998年より醸造を開始。ドイツの国家認定校で100年以上の歴史を誇る「デーメンス醸造専門学校」で学んだ技術で、「ピルス」「ヴァイツェン」「ラオホ」「シュヴァルツヴァイツェン」などの定番のほか、年間10種類ほどの限定ビールを製造販売する。
同店では、「東京にいながら山梨のおいしさを味わえるビアバー」として、同ビールのほか、醸造長が厳選した日本を代表するクラフトビールと本場ドイツビールを加えた12種類を常時たる生で用意する。中でも同店オープンを記念して醸造した限定ビール「富士桜 Roppongi Draft1」は、富士桜高原麦酒のヴァイツェンをベースに、香りのホップ「シトラ」と苦味のホップ「マンダリナバーバリア」を加え、かんきつ系の香りとグレープフルーツのような味わいが特徴だという。
山梨県産ワインや日本酒のほか、富士桜ポークや甲斐サーモン、信玄鶏など、山梨県産の食材を中心とした料理も提供する。
「2020年の東京オリンピックを控え、六本木は都内でも多くの外国人観光客が訪れるエリア。日本の方のみならず、海外の方にも富士桜高原麦酒を知っていただければ」と広報の松嶋一恵さん。
同ビールは「ビールのオリンピック」と称される世界大会「ワールドビアカップ金賞」や、「ワールドビアアワード世界一」「アジアビアカップ17年連続受賞(1999~2015)」など、国内外のビアコンテストで高評価を獲得している。価格は、ビルス(Mサイズ=250ミリリットル)、ヴァイツェン、ラオホ、シュヴァルツヴァイツェン(以上Mサイズ=300ミリリットル)=700円~。
営業時間は、平日=17時~23時(金曜・祝前日は翌5時まで)、土曜=16時~翌5時、日曜=16時~23時30分。