
「BCNgroc」が8月12日、麻布十番に移転オープンして1カ月がたった。
店主は食文化プロデューサーで料理人の山田チカラさん。山田さんは、スペイン・バルセロナで複数の飲食店を経営した経験を持ち、現地では「エスプーマ料理」も学んだ。帰国後の2006(平成18)年には南麻布に「山田チカラ」をオープン。2023年5月には、バルセロナで営んでいた店の名を冠した「BCNgroc」を開いた。
今回は物件との兼ね合いもあり、心機一転、麻布十番への移転を決断した。店内では、客はバルセロナにあるバルのようなスタンディングスタイルで、料理や酒を楽しめる。ペット同伴でも入店でき、犬が歩きやすいよう床には芝生を敷いた。
提供するメニューは「マッシュルームのアヒージョ」(1,800円)や「生ハムベジョータ」(3,000円)など。アルコールは、「エルブジビール」(3,000円)や「レッドアイ」(1,500円)、「山田チカラのレモンサワー」(1,200円)などを用意する。
山田さんは「バルセロナで経営していた、会話ありきの日常に根ざしたバルを再現しており、現地の空気感を感じてもらえたらうれしい」と話す。「ペット連れの人が心地良く過ごしてもらえるような店づくりをしている。ぜひ気軽に足を運んでほしい」とも。
営業時間は12時~14時、18時~23時(土曜は12時~23時、日曜・祝日は12時~20時)。変更や休業日はインスタグラムで案内している。