
中華料理店「MOON FOREST(ムーンフォレスト)」(港区東麻布3、TEL 03-6277-6394)が9月15日、東麻布にオープンした。
店舗面積は約70平方メートル。席数は35席。香港で味わえる広東料理を提供する。海外にある「モダンチャイニーズ」をイメージし、内装は「月と森」をテーマにデザイン。音楽はホテルのラウンジをイメージしたBGMを流す。店主は、不動産やホテル事業なども展開する香港出身のガラス・ウーさんで、内装デザインやBGMを自ら手がけた。
シェフは、「マンダリンオリエンタル東京」の「広東料理 センス」や丸の内の「ヤウメイ」などで、30年以上広東料理を作り続けてきた五月女和正さんを起用した。国産の食材を使い、「素材の味を生かすこと」を意識した調理法を採用し、盛り付けは日本料理に倣って小皿で提供する。
メニューは、「キャビア焼売(シューマイ)」「すっぽんスープ」「香港叉焼(チャーシュー)」など13品から成る「牡丹(ぼたん)コース」(1万8,000円)や、キャビア、フカヒレ、アワビなど17品から成る「金紫荊コース」(3万円)、オマールエビ、ウニ、フォアグラなど17品から成る「月林閣コース」(6万円)など。「大ふかひれ料理」(8万8,000円)などのアラカルトメニューも提供する。
アルコールは、ビール、レモンサワー、紹興酒、日本酒、焼酎、カクテル、モヒート、シャンパン、ワインなどをそろえる。
ランチは、「本日の点心」「ブラック酢豚」「香港ワンタン麺」など6品の「水仙コース」(6,000円)や、「XO醤(じゃん)ライスヌードル炒め」など8品から成る「紅桃コース」(9,000円)を用意した。
ガラスさんは「香港で親しまれるチャーシューを蜂蜜で香ばしく焼き上げた『チャーシューエッグライス』や、日本では珍しい『カレービーフン』など香港ならではのメニューを、日本の旬の食材を取り入れて仕上げる。料理はもちろん、雰囲気や音楽など五感で楽しめるレストランに仕上げた。窓からは東京タワーが望める。海外に行ったような非日常的な気分を味わってほしい」と話す。
営業時間は、12時~15時、18時~23時。日曜・祝日定休。