麻布十番に「東京軍鶏」使用の焼鳥店-洋風コースも

港区麻布十番に、東京都畜産試験場が商品化に10年を費やしたという「東京軍鶏(シャモ)」を使用した焼鳥店が開店。写真は店内カウンター席。

港区麻布十番に、東京都畜産試験場が商品化に10年を費やしたという「東京軍鶏(シャモ)」を使用した焼鳥店が開店。写真は店内カウンター席。

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 飲食店経営のポジティヴフード(港区)は1月21日、新一の橋交差点近くに焼鳥店「麻布とさか」(麻布十番1、TEL 03-6234-4311)をオープンした。

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 同店は素材に、東京都畜産試験場が「江戸の軍鶏(シャモ)復活」を掲げて商品化に10年かけたという地鶏「東京軍鶏」を使用するのが特徴。塩は「東京軍鶏に合う」という仏産の高級塩「カルマグ」を使用し、野菜は関東近郊の業者と提携し、産地直送のものを取り寄せるなど素材にこだわる。

 提供メニューは「麻布コース」と「とさかコース」の2コースをメーンに展開。ともに9品で構成され、価格は3,470円。「とさかコース」では「合鴨と地鶏のタルタルステーキ」や「プロヴォローネ・ドルチェチーズ」など洋風なものも提供する。アラカルトで1本からの注文も可能。ドリンクはビール、シャンパン、日本酒、焼酎、ワインなど約30種類を揃える。平均客単価は5,000円。

 店舗面積は29.7坪、席数はカウンター33席・個室2室。営業時間は月曜~木曜=18時~24時、金曜・土曜・祝日前=18時~翌3時、日曜=18時~23時。

 麻布十番への出店について同社担当者は「食材にこだわったため客単価は高めだが、高感度な顧客層をターゲットにしようと考えて出店した」と話している。同社は都内を中心に複数の業態を手掛けており、年内には「とさか」の2号店を出店する計画。(写真=店舗内観)

麻布とさか

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