「モディリアーニ展」開幕2カ月で入場20万人記録-国立新美術館

写真=20万人目の入場者となった荒井百合さん(右)。左は国立新美術館の福永治学芸課長。

写真=20万人目の入場者となった荒井百合さん(右)。左は国立新美術館の福永治学芸課長。

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 国立新美術館(港区六本木7)で開催中の「モディリアーニ展」の入場者数が5月24日、20万人を突破した。

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 今年3月26日に開幕した同展では、5月1日に入場者数10万人を突破。およそ3週間後の20万人突破となった。20万人目の入場者となった横浜市の会社員、荒井百合さんは「本などでよく見るモディリアーニの絵がもともと好きで、国立新美術館にも前から来たいと思っていたので、ちょうど良い機会でした。モディリアーニの描く顔にはあたたかみを感じます」とコメントした。

 20世紀を代表する画家の1人、アメデオ・クレメンテ・モディリアーニの画業を振り返る同展では、アフリカやオセアニアの民族美術に影響を受けた「プリミティヴィスム(原始主義)」と呼ばれる美術動向に注目したモディリアーニの画業を、約150点の油彩と素描で振り返る。6月9日まで。

 同館は今年1月21日に開館1周年を迎えており、開館から1年間(2007年1月21日~2008年1月20日)で3,102,922人の展覧会入場者数を記録している。企画展の入場者数では、昨年4月~7月にかけて開催された「大回顧展モネ-印象派の巨匠、その遺産」が約70万人の入場者数を記録したほか、昨年9月~12月に開催された「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」が約50万人の入場者数を記録している。

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